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種苗業者が販売している種の不思議

2010.10.22 (Fri)

こんにちは。yamanoです。

先週金曜日から1週間ぶりの登場です。
これからは当面週1回のペースでコラム的な記事を書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

今回は植物の遺伝の話を書きます。私自身植物の遺伝の仕組みについて大学で研究していましたので、その中で得た小ネタ的な話を紹介しますね!

では突然ですが、お店で売っている種がどうやって作られているか知っていますか?

実はそこには種苗会社の戦略が詰まっています!!


種の入っている袋の裏側にはおそらくたいていのものが交配種だったりF1と書いてあるかと思います。
この交配種とは、読んで字のごとく、形質の違う品種同士を交配させて作られた、いわば雑種です。

種苗会社は毎年、販売用の種を生産するために特定の品種同士を人工交配しています。

わざわざ人為的に交配するなんてめんどくさいことをしていますよね。

だがしかし、この交配なくして種苗会社は利益を上げることはできないのです。

販売されている種は雑種なのですが、この雑種の状態でないと期待される味や形の野菜ができません。

仮に、形はいいが味のよくない家系出身のトマトAと、形は悪いが味の良い家系出身のトマトBがあるとします。
このトマトAトマトBを交配させると形が良くて味も良いトマトCが出来上がります。
これはヘテロシス(雑種強勢)といって、両方の親の良い形質が子供に伝わる現象です。

しかしトマトC同士を交配すると、Aに近いトマトやBに近いトマトが出来て、Cと同じトマトはできません。

トマトCができる種を得るためには、やはりトマトAトマトBを交配しなければいけないのです。
このトマトAトマトBは、トマトCの種を販売している種苗会社が隠し持っています。

このようにして、種苗会社は自分たちの作った優れた品種(トマトC)を他の会社にコピーされないよう保護しています。

まさに種苗会社の生き残りをかけた戦略ですね!!

皆さんが普段何気なく使っている種や野菜にも、種苗会社社員の熱い思いが詰まっているんです。


皆さんが種を手に取るときに、今回の話をちょっとでも思い出してくれるとうれしいです。

それでは、また次回の小ネタを乞うご期待!!


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