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野菜の輪作栽培

2010.03.11 (Thu)

前回相性の悪い紹介について話ましたが、今回は輪作栽培についてお話しようと思います。
輪作という言葉については、聞いたことある方も多いと思いますが、連作障害を防ぐために、同じ場所に毎年異なる野菜を栽培していき、数年後に、ふたたびもとの野菜に戻す栽培方法を言います。

輪作については今までも少し触れてきましたが、ここではもっと深く踏み込んだ話をしていこうと思います。
連作障害についてわからない方は以下のページを御覧下さい。
連作障害①  連作障害②  連作障害③

さて、まず輪作栽培がなぜ成り立つのか?それは、
①土壌の活力に敏感・鈍感な野菜があること
②感染しやすい病害虫が作物によって違うこと

以上のようなことが考えられます。

まず①についてですが、
土壌の活力に敏感な野菜にはトマト、メロン、スイカ、キュウリ、ナスなどが上げられます。
これらは非常にデリケートな作物です。
土壌の少しの変化などにも成長に影響してしまうため、栽培には一層注意が必要になります。
土壌の活力に鈍感な野菜にはキャベツ、ネギ、大根、サツマイモ、トウモロコシ、カボチャなどが上げられます。
これらは先程の野菜に比べ扱いやすく、多少衰えた土壌でも栽培は可能になります。

これより土壌の活力に敏感な野菜の後に、鈍感な野菜を栽培することによって、栽培もしやすく、収量の上昇も見込めます。
畑と言うのは年が経つにつれて老化して活力が衰えてくるため、それに耐えうる種類の野菜を配置して行くということが大事になります。

しかしこれでは結局、畑の老化が進んで行くため数年間の対処であり、根本的な対策にはなりません。
そこで、これらを解決する方法として、畑と水田の輪換栽培があります。

土壌の活力といっても、作物によって必要とする土壌は違ってきます。
野菜の栽培をすることによって、畑が老化して衰えていくと言いましたが、その土壌が必ずしも全ての作物にとって悪いとは限りません。
この老化した状態が、実は水田にとってはとてもいい状態になります。

また、反対に稲作を続けて行くことによって、水田は老化して衰えていきますが、この老化した状態が、野菜畑にとってはとてもいい状態になります。

このように、水田、野菜畑を交互に繰り返して行くことによって、お互いが好む土壌を相互に作りあうような栽培方法もあります。

しかしこのような栽培は、現実的に見て、多くの人が導入出来る方法ではありません。
稲作、畑作両方を行っている農家などは別ですが、家庭菜園、市民農園などの方々にとってはとても出来るようなことではありません。

これより、水田の代わりに同じイネ科である作物(トウモロコシなど)を植えることによって、上で述べたような状況と似たものを作ることが出きます。



次に②についてですが、
前作との組み合わせによって病害虫が起こる確率を大きく減らすことが出きます。

野菜に発生しやすい病気に、モザイク病、ナンプ病などがあります。
モザイク病はアブラムシによって伝染する病気であり、ナンプ病は虫害によって出来た傷口に病菌が入り込み発生する病気です。
これらの病気は、とくに前作との野菜の組み合わせで防ぐことが出きます。
モザイク病、ナンプ病にかかりやすい野菜を続けて作らないようにするだけで、これらの病気が発生する可能性は大きく下がります。


以上の2点を考えて栽培するだけでも、野菜の栽培のしやすさ、収量などは大きく変化して行きます。
この他にも、それぞれの野菜によって前作にいいもの、後作にいいものもたくさんあります。

野菜ごとの輪作に関しては、後日改めて紹介しようと思います。



また輪作障害についてですが、とても参考になる本があります。
興味がある方は是非この書物を購入して読んでみるといいでしょう。

あなたにもできる野菜の輪作栽培―土がよくなり、農薬・肥料が減る知恵とわざあなたにもできる野菜の輪作栽培―土がよくなり、農薬・肥料が減る知恵とわざ
(2005/10)
窪 吉永

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